『私たちは聖者と違って、
自分の敵を愛すのは無理かもしれない。
けれども、自分自身の健康と幸福のために
少なくとも敵を赦し、忘れてしまおう。
これこそ賢明というものだ』


デール・カーネギー 『道は開ける』(創元社)より


幸せのヒント 「自分の幸せのために

  人間関係の悩みには、相手(敵)がいます。

   相手がした悪い事を赦し、水に流す
   相手の身になって、相手のためを考えて対処する

  このようなことができればいいのでしょうが、
   実際には、なかなか難しいことです。

  相手に対して、苛立ちや怒りや憎しみなどの悪感情が湧くのは、
   相手が変わることを期待する気もちが
   自分の心の中にあるからではないでしょうか。

  「こんな人もいる」「このままでもいい(しかたがない)」
   などと考えられれば、悪感情も大きくはならないでしょう。
  さらに、「こんな人のために、イヤな思いをするのは損だ」
  「こんな(人の)ことを考えるより、もっといいことを考えよう」
   などと、切り替えられると、なおいいでしょう。

  自分(の健康と幸せ)のために、このような考え方を
   心がけることができるようになれたらいいのではないでしょうか。


more hint! 「人に対する悪感情



   

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