『苦労する身は厭(いと)わねど、
苦労し甲斐のあるように』


高杉晋作

苦労はしてもいい
ただし、苦労しがいのあることのために

幸せのヒント 「苦労

 『苦は楽の種、楽は苦の種と知るべし』 徳川光圀

 『苦労して仕事にはげめばやがて楽になり
  怠って楽をすればやがて苦がくる』 越中富山の薬売りの標語

 苦労は幸せを生み、ラクばかりしていると不幸になる。

 『一瞬、“つらいな”と思っても、次の瞬間、
  “いや、これは自分のための苦労や”と思いなおしていた。
  そうすると、苦労が苦労でなくなり、
  むしろ喜びに変わってきます』 松下幸之助

 『苦労を苦労と思ったらお終い。
  苦労なんて当たり前のこと、苦労もまた楽しいこと。
  そう思える自分でありたい』 竹中直人

 『楽しんでやる苦労は、苦痛を癒すものだ』 シェークスピア

 苦労の中にも、取り組み方しだいで、楽しみや喜びがある。

 『苦労は人間性を磨くためには不可欠なのです』 稲盛和夫

 『楽しみながら苦労して、
  その苦労をぜんぶ身につけよ』 藤田まこと

 苦労は人間としての成長につながる。

 苦労せずに幸せに暮らしていけるのなら、苦労しないほうがいいのかもしれません。
 でも、価値あるものを得ようとしたら、たいていはそれなりの苦労が必要でしょう。苦労した分、それを得たときの喜び・幸せが大きいということもあります。

 『若い時の苦労は買ってでもせよ』ということわざがあるように、人生の中では苦労を経験しておいたほうがいいのかもしれません。
 苦労することで、強くなれる、成長できる、いい経験になるというようなことです。
 何も苦労せずに生きていると、弱くなる、未熟のままである、世間知らず(苦労知らず)になり、そのためにいずれ余計に苦労することになるのではないでしょうか。

 『苦労する身は厭わねど、苦労し甲斐のあるように』 高杉晋作

 なんのために苦労するかが問題なのでしょう。
 自分の夢や目標を達成するために自ら苦労する人は多いでしょう。
 愛する人のためなら苦労できるという人もいます。
 世のため・人のためになることのために苦労している人もいます。
 自分(の喜び・楽しみ・幸せ)のために苦労してもいいのです。
 せっかくするのなら、苦労しがいのあることに苦労できるといいのでしょう。

 苦労をするにしても、できるだけ苦しまないほうがいいでしょう。
 楽しむ工夫をすることで、少しでも苦労を楽しめるようになるといいでしょう。
 また、時と場合によってはちょっと力を抜いてラクに苦労ができればいいのではないかと思います。

 「苦労は幸せになるために役立つ」と考え、自分が幸せになるための苦労できるといいのでしょう。
 苦労を避けてばかりいるのは、自分のためによくないのではないでしょうか。


more hint! 「苦労について

   

名言から学ぶ幸せのヒント

幸せのホームページ