『自分の人生の主役は自分でしょ。 主役がイキイキしてなければ、 人生という舞台はつまらなくなるばかりですよね』 仲代達矢 『人生はどうせ一幕のお芝居なんだから。 あたしは、そのなかでできるだけいい役を演じたいの』 寺山修治 せっかくの主役なのですから、いい人生にできるように、いい役を演じられるように努力したほうがいいのでしょう。 物語の終わり方はいろいろありますが、代表的なのはハッピーエンドでしょう。 “主役”とは、「幸せ(ハッピーエンド)を目指して努力する人」と言えないでしょうか。 反対に、幸せになることをあきらめている人は、自ら主役を降りてしまっているのではないでしょうか。 また、幸せをあきらめている人は、自分は人生の“主役”とは思えないような気がします。 『だが胸に手をあてて一寸、考えてみると 自分の人生では主役の我々も 他人の人生では傍役になっている』 遠藤周作 ただし、他人の人生の主役は自分ではありません。 人の人生の邪魔をしたり、干渉し過ぎたり、悪役になったりするのはやめたほうがいいのではないでしょうか。 物語は主役だけでは成り立ちません。 いい脇役がいれば、それだけ人生という物語も豊かになるのだと思います。 自分のまわりの人を大切にすることは、自分が幸せになる方法の一つだと思います。 自分が主役だからと言って、まわりの人を粗略に扱うのは“いい主役”とは言えないでしょう。 また、自分の人生と同じように、人には人の人生があります。その人の人生では、その人が主役であり、自分は脇役です。 脇役が主役にひどいことをしたら、主役は全力で反撃するでしょう。 人の立場になって考えられる、思いやりのある主役になれたら、と思います。 『人生は物語のようなものだ。 重要なのはどんなに長いかということではなく、 どんなに良いかということだ』 セネカ 人生(のストーリー)は人それぞれです。 そして、それを評価するのは自分自身でいいのです。人がどう思おうが、自分が良いと思えればいいのでしょう。 その基準は「どれだけ幸せか」がいいのではないでしょうか。 『どんな人だってその人の人生という舞台では主役である』 遠藤周作 『人生というドラマにおいては、自分を主役にして脚本を書いた人と、 目的意識もなく惰性で生きた人とでは、 大変な違いができるのです』 稲盛和夫 自分の人生の主役は自分です。また、脚本を書くのも自分です。 自分にとって幸せなストーリーを描き、それをうまく演じることができればいいのでしょう。 『人生は一冊の書物に似ている。 馬鹿者たちはそれはパラパラとめくっているが、 賢い人間はそれを念入りに読む。なぜなら、彼はただ一度しか それを読むことが出来ないのを知っているから』 ジャン・パウル 実際には、自分が思い描いたストーリーどおりにはならないことも多いでしょうが、人生の一つ一つを大切にして味わいながら生きていけたらいいのではないでしょうか。 『人生は芝居のごとし。 大根役者が殿様になることもあれば、 千両役者が乞食になることもある。 とかく人生あまり重く見ず、捨身になって何事も成すべし』 福沢諭吉 『ゲームだと思えば人生はもっと楽しめる』 弘兼憲史 人生も、お芝居やゲームだと考えれば、 ちょっと力を抜いて、もっと楽しむことができるのかもしれません。 本 ◇ 『生きる勇気が湧いてくる本』 遠藤周作 記事 「自分の人生を「英雄の旅」に当てはめると幸福になると判明」(ナゾロジー) 「幸せって何だろう」(Hello, Coaching!) ◇ more hint!「自分の人生の主役は自分」 |
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