『自分が無力だと考えない限り、
人はだれも無力ではない』


パール・バック (アメリカの女流作家)

自分が無力だと思い、力を出そうとしなければ、
実際に無力になってしまうのでしょう

幸せのヒント 「限界を自ら決めない

 『自分は弱い人間だと考えることが、
  実際に自分を弱い人間にしている』 セロン・Q・デュモン

 『モテない理由はただひとつ、
  あなたが「そう思っている」ことだけです』 J・マーフィー

 自分の欠点や苦手は、自分がそう思い込んでいるだけなのかもしれません。

 『あなたの能力の限界は、あなたの思いがもうけた境界線であり、
  あなたが自ら築いた壁にほかなりません』 ジェームズ・アレン

 『あなたが「できる」と思おうと
  「できない」と思おうと
  どちらも正しい』 ヘンリー・フォード

 自分(の能力や人間性)を否定的に決めつけないほうがいいのでしょう。

 『多くの人がおかす過ちは、「私にはできない」と言うとき、
  実は「やってみる気がない」と言っているのだ
  と気づかないことです』 セロン・Q・デュモン

 『人生でいちばん大事なことは何か、
  一つあげよと問われたら、私は躊躇なく
  「できない(やらない)理由を探すな」と言いたい』 渡部昇一

 『何かを実行できない理由ではなく、
  実行できる理由を探そう』 コリン・ターナー

 少なくとも、やれるだけやってみてから判断したほうがいいのではないでしょうか。

 『自分が無力だと考えない限り、人はだれも無力ではない』 パール・バック

 「自分は(何も)できない」と、(何も)やらなければ、実際にそうなってしまいます。
 「自分は(誰からも)好かれない」と、つきあいを避けて(ばかり)いたら、実際にそうなってしまいます。
 「自分はダメだ」と思い込んでしまうと、実際にそういう人間になってしまうでしょう。

 「自分は××だ」と自分が考えることで、自分を××にしてしまうのは、自分のためによくないでしょう。
 その前に、「自分は××だ」と考えることで不幸(な気もち)になるのもよくありません。
 どちらも、「自分(の考え方)のせい」と考えられます。

 誰にでも欠点はあります(「私には欠点がない」と言う人がいたら、少なくともそこに大きな欠点があります。他にも気づいていない欠点があるでしょう)。
 自分の欠点を責めたりバカにしたりするのは、自分を大切にしていません。
 「そのままでいいよ」と自分に言ってあげられれば、ラクになるでしょう。
 その上で、自分の欠点について方針を決めることができるといいでしょう。その欠点を克服する努力を「するか、しないか」です。

 その欠点を変える努力をするのなら、「今は××だけど、いつかは○○になる」と考えれば、心の中に希望と力が湧いてくるのではないでしょうか。
 その欠点は「そのままでもいい(しかたがない)」と決めたのなら、まずは「自分には××もあるけど、○○もある」のように自分の長所も考えられれば、心が落ちつくでしょう。そして、「こんなことを考えるより、○○を大切にして生きよう」と考えられると、なおいいでしょう。

 「自分には才能がない」などと考えるのも同様です。
 現在の能力だけを考えずに、これからの自分の努力と能力の向上に期待したほうがいいのです。
 また、「できないことも多いけど、できることもある」はずです。

 「自分は××だ」とあきらめて努力をやめてしまうことが、自分のためにいちばんよくないのです。
 今は足りない能力を向上させる努力をするか、自分にある能力を活かす努力をするかしたほうが、自分のためにいいのではないでしょうか。


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