『人にして遠き慮りなければ、必ず近き憂い有り』
孔子 「論語」より
「目先のことにとらわれ、
遠い将来のことを考えないと、
思いがけぬ心配事に見舞われる」
幸せのヒント 「将来を考える」
自身の将来のことを考えるのは大切なことです。
自分が将来幸せになれることを考え、その実現を目指していけるといいでしょう。
自分が将来不幸になるようなことは避けることも大事です。
将来のことを何も考えずに、少しも幸せになれずに、不幸になってしまうのは、自分のためによくないでしょう。
ただし、「将来のため」と今の生活をまったく楽しめずに、不幸な生活を送ってしまうのも、自分のためによくありません。
幸せになるためには、今を大切にすることが肝心です。
将来のことを心配しすぎて不安な気もちで過ごすのは、今を大切にしていません。あまり不安にならないように心がけたほうがいいでしょう。
また、将来の不安・心配を小さくするためには、自分の将来の幸せのために今できることをやっている、という自覚がもてるといいでしょう。
自分の将来のことを真剣に考えたことのない人は、一度じっくり考えたほうがいいのではないでしょうか。将来のことを考える前に、自分の幸せや人生について考え直したほうがいいのかもしれません。
自分の将来の幸せに向かう方針が決まったら、それに沿って今を大切に生きることが重要です。
そして、人生の節目の時などには、自分の将来を考え直してみるといいのではないでしょうか。