『幸福は求めて得られるものではない。
機嫌よく暮らして、幸福を招くほかない』


洪応明(洪自誠) 「菜根譚」より

機嫌よく暮らすことが、
幸福を生む源泉となる

幸せのヒント 「幸福の好循環と不幸の悪循環

 『不幸な人は、概して、不幸な信条をいだくのに対して、
  幸福な人は幸福な信条ををいだく』 ラッセル

 『不機嫌というものは、結果でもあるが、
  それに劣らず原因でもある』 アラン

 『心が明るいから、幸せへの感性も鋭くなる。
  しあわせを容易に発見するから、心がまた明るくなる、
  という循環をくり返すわけである。
  幸福な人とはみなそういうものなのであろう』 櫻木健古

 心が好い状態なら、幸福に気づきやすく、幸福を感じやすい。
 心が好い状態なら、幸福になる考え方や行動をしやすい。

 幸福な人は、幸福になりやすく、好循環になることがあるのでしょう。
 反対に、不幸な人は、不幸になりやすく、悪循環に陥ってしまうことがあります。

 『幸福になりなさい――そうすれば、あなたは、
  立派になれるし、成功できるし、健康にもなれる。
  そして、他人に対しても、もっとやさしく感じ、
  やさしくふるまうことができるようになる』 マックスウェル・マルツ

 『不幸も幸せも複利で増えていく』 ベラン・ウルフ

 幸福に暮らすことがいろんな幸福を生むのでしょう。
 「幸福を力に」意図的に好循環を作り出せると、なおいいでしょう。

 幸せが来るのをただ待っていても、幸せはそんなにはやって来ないでしょう。
 幸せになりたいのなら、自ら幸せを招く努力をしたほうがいいでしょう。

 幸せを招く第一の方法は、自分が幸せになれることをすることでしょう。
 自分がやりさえすれば、得られる幸せ(小さな幸せ中ぐらいの幸せ)がいろいろあるはずです。

 すぐには得られない比較的大きな幸せを得るためには、それを自分の夢や目標にして努力できるといいでしょう。
 幸せの果実を得るためには、幸せの種をまき、水や肥料をやったり害敵を追いはらったり、手間ひまをかけて育てる努力をすることが大事です。

 幸せを招く工夫の一つは、気分よく生活するように心がけることです。
 気分がいいと、幸せに気づきやすく、幸せを感じやすくなります。
 気分がいいと、不幸になる考え方をしにくくなり、幸せになる考えや行動をしやすくなります。

 『幸福は求めて得られるものではない。
  機嫌よく暮らして、幸福を招くほかない』 「菜根譚」


 人生という長い目で見て、幸せを招く方法は「自分を育てる」ことです。
 幸せになる能力を向上させていくことで、少しずつ幸せに暮らせるようになっていけるといいのではないでしょうか。


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more hint! 「幸せを感じたらそれを力に、さらに幸せになろう

   

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