『幸福の値段を下げれば、
みんな幸福じゃないですかね』


水木しげる (漫画家)

幸福になれないのは、高望みをしているから
高望みをしなければ、幸福になれる

幸せのヒント 「期待しすぎない

 高望みをし、その幸せが得られないからと、不幸になっている人がいます。
 たとえば、成功すれば幸せになれる。成功できない自分は不幸だ。
 たとえば、素晴らしい相手の愛を獲得できれば幸せになれる。そうでない今の自分は不幸だ。

 高望みをしすぎて、幸せになれない人がいます。
 自分には得られない幸せだけを求めていては、いつになっても幸せにはなれません。
 高望みをして、自分には無理だとあきらめて、他の幸せを求めようとしない人も幸せにはなれません。

 幸せになるためには、達成可能な目標をもつことが大事です。
 高望みばかりせずに、自分が幸せになれることをすることが肝心です。
 幸せの値段を下げることで、身の丈に合った生き方を選ぶのもいいのではないでしょうか。

 『幸福の最も大きな障害は、
  過大な幸福を期待する事である』 フォントネル

 『期待値がゼロまで下がれば、自分にあるものすべてに
  間違いなく感謝の念が湧く』 スティーヴン・ホーキング

 『あまり大きな期待はしないほうがいい。そうしたら
  思いがけないことですごく幸せを感じるかもしれない。
  それには感受性が大事です』 養老孟司

 大きな幸せを期待しすぎなければ、幸せを感じられることはいろいろある。

 『何も贅沢しなければ
  幸福になれないと言うことはない』 武者小路実篤

 『人間の幸福というものは、時たま起こるすばらしい幸運よりも、
  日々起って来る些細な便宜から生まれるものである』 フランクリン

 特別な幸せがなくても、人は幸せに暮らせるようになれる。

 「○○たら、幸せになれる(○○がないから、今は不幸だ)」と、すぐには手に入らない(値段の高い)幸せにとらわれている人は、なかなか幸せになれないでしょう。
 幸せはたくさんあるのです。すぐに手が届く(値段の安い)幸せもたくさんあるはずです。

「幸せはたくさんある」と思える人は 幸せになりやすい

小さな幸せを感じられる人は 幸せになりやすい

 でも、小さな幸せだけでは満足できない人が多いでしょう。
 「日々小さな幸せをいくつも感じ、時々中ぐらいの幸せを感じ、たまに大きな幸せを感じられる可能性のある人生」。
 このような幸せな人生を送れるようになるといいのではないでしょうか。

 そのためには、小さな幸せも感じられるようになること。自分が何かをすれば、容易に得られる(値段の安い)幸せがいろいろあるはずです。生活の中で出合えるささやかな幸せもあるでしょう。自分が今もっている(無料の)幸せもあるのです。
 また、中くらいの幸せを感じられるように、幸せになれることをやること。
 そして、大きな幸せを得られるように夢や目標をもって生きること。

 「悩みや問題があるから、幸せになれない(今は不幸だ)」と思っている人は、不幸の値段を(マイナスに)高くつけすぎているのではないでしょうか。
 何か問題(マイナス)があっても、今の環境の中で得られる(プラスの)幸せはいろいろあるはずです。悩みや問題があっても(それなりに)幸せに暮らせるようになるといいでしょう。
 今は大きく感じる悩みや問題も、人生の中で(後に振り返って)見れば、それほど大したことないと思えるものが多いのです。一時の不幸も人生の中では「いい経験」であり、幸せなことだと思えるようになることもあるのです(不幸を幸せに変える)。

 現在日本に暮らす大半の人は、心がけしだいで「今は(それなりに/ある程度は)幸せ」と思えるようになれると思います。
 幸せになる努力を続けることで、自分の人生における幸せの値段(幸福度)を少しずつ高めていけるといいのではないでしょうか。


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