『何のためにあなたたちは生きているのですか。
国のためですか。家のためですか。
親のためですか。夫のためですか。子のためですか。
自己のためですか。愛するもののためですか。
愛するものを持っておいでですか』


武者小路実篤


「人は愛するもののために生きている」
 と言えるのかもしれません


幸せのヒント 「愛するもののために生きる

生きる目的は、人それぞれでいろいろあっていいのでしょう。

  夢を叶えるため・目標を達成するために生きる、
  愛する人のために生きる、人や社会に貢献するために生きる、
  好きなもの・大切なもの(活動/人/国・地域/物)のために生きる、
  楽しむために生きる、自分の幸せのために生きる、・・・

また、生きる目的が明確になくても問題はないでしょう。

 『幸福になりたいのだったら、
  人を喜ばすことを勉強したまえ』 プリオール

 『誰かがよろこんでくれる、ということがなかったら、
  ほんとうにうれしいことなど、なにもない』 糸井重里

人のためになること、人の役に立つこと、人を幸せにすることは、
 自分にとっても幸せなことでしょう。
「人のため」を生きる目的とすることは、
 自分にとっても、相手にとっても、いいことなのではないでしょうか。

 『人を幸せにすることが自分の幸せと思える人は、
  幸せになりやすい』 本多時生

 『自分を愛していない人間に、
  他人を愛することができるとは思えません』 五木寛之

でも、「自分のために生きている」というのが偽らざるところでしょう。
「自分が幸せになるために、愛する人を幸せにしよう」
 と考えてもいいのではないでしょうか。

 『人間の目的は生まれた本人が、
  本人自身のためにつくったものでなければならない』 夏目漱石

 『人生の目的は、
  「自分の人生の目的」をさがすことである』 五木寛之

自分の人生の目的を探すためには、
 自分が心から愛せるもの(事/人/物)を
 見つけることができればいいのかもしれません。

愛するものがある人は、
 それをもっと大切にすることが
 自分の幸せにつながるのではないでしょうか。


more hint! 「愛がなければ人生は無味乾燥」(『人生論』武者小路実篤)
more hint! 「人を愛する幸せを感じられるようになるために
more hint! 『人生の目的』五木寛之



   

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