『和顔愛語(わげんあいご)』

「無量寿経」より

「なごやかな表情で、愛のある言葉で、人と接する」

幸せのヒント 「人と接する際の心がけ

 『ただまさに、やわらかなる容顔をもて、
   一切にむかうべし』 道元

 『春風を以て人に接し、
  秋霜を以て自ら粛(つつし)む』 佐藤一斎
 (春風のようななごやかさで人に接し、
  秋霜の厳しさをもって己を規制する)

 和やかな表情・態度で人と接することができる人になれたらいいのではないでしょうか。

 『やさしい言葉にお金はかからない……
  それでいて果たす効果はめざましい』 パスカル

 『愛のメッセージを聞いてほしければ、
  送らなくてはならない』 マザー・テレサ

 やさしい言葉を人にかけてあげられるような人になれたらいいのではないでしょうか。

 和やかな顔で愛のある言葉を心がければ、相手に好感を与えるでしょう。
 相手の態度も好意的なものになり、関係は好い方向に進展しやすいでしょう。
 関係が良くなれば、互いに心地よく過ごしやすくなるのです。

 「和顔愛語」を実践するためには、思いやりやさしさのような好い気もちで相手と接することができるといいでしょう。そういう心が自分の表情や言動などに自然に表れるといいのではないでしょうか。
 反対に、笑顔微笑みを心がけることで、自ずと好い気もちになれることもあるでしょう(心入法と形入法)。

 「なんでそんなことを自分が心がけなければならないのか?」と思う人もいるでしょう。
 相手との関係を良くし、少しでも幸せな気もちでつきあいたいと思うのなら、「まず自分から」と努力したほうがいいでしょう。
 自分が幸せになる方法の一つとして、「和顔愛語」を心がけられるといいのではないでしょうか。

more hint! 「人を愛する幸せを感じられるようになるために

   

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