『十年偉大なり、二十年畏るべし、三十年歴史なる』

中国のことわざ

一つのことを長年続ければ、大きな事ができ、大きく成長できる

幸せのヒント 「一つのことを続ける

 『どうせやるなら10年。
  「石の上にも10年」の覚悟を持ちなさい。
  目標に向かって10年間しゃにむに突っ走れば、
  才能なんて後からついてくる』 秋山仁

 『一つのことを泣きながら10年、20年やって
  はじめてほんとうの力になるんだよ。
  一つことを黙々とやる根気がなけりゃ、
  何事もものにはならん』 俵孝太郎

 10年・20年一つのことを本気でやり続ければ、ものになる。

 『ひとつ、自分の好きなことを何年も何年も一生懸命やっていれば、
  絶対に金で苦労しない。これは私の持論です』 淀川長治

 『20年間一つのことを研究したら、
  短大で教えることくらいはできますな』 藤本義一

 それを仕事とし、生活できるようになる。

 『一年の計は穀を樹(う)うるに如(し)くは莫(な)く、
  十年の計は木を樹うるに如くは莫く、
  終身の計は人を樹うるに如くは莫し』 管子

 一年の計は穀物を育てるように。
 田や畑を耕し、適当な時期に穀物の種を蒔きバランスよく栄養や日光や水をやり、草取りをしたり害敵を追いはらったりして育て、実ったら刈り取る。
 こんなふうに、その時々にやるべきことをやることが大事なのでしょう。

 十年の計は木を育てるように。
 コツコツと努力を続ければ、木は大きく育ち、たくさんの花や実がなることでしょう。

 『十年偉大なり、二十年畏るべし、三十年歴史なる』 中国のことわざ

 終身の計は人を育てるように。
 「幸せになる」という生涯の目標をもち、自分を育てる努力を続けることで、少しずつ幸せに暮らせるようになっていけるといいでしょう。

 いろんな目標があるでしょう。
 その目標に合った計画を立てることが大事なのでしよう。
 「一年の計」や「十年の計」や「終身の計」を考えてみるのもいいのではないでしょうか。

 一人の人間に与えられた時間とエネルギーには限りがあります。
 本当に成し遂げたいことや探求したいことがある人は、そのこと一つに自分の力をできるだけ集中したほうがいいのではないでしょうか。
 そのためには、不変の目的と強い意志が必要なのかもしれません。

 一つのことを長年続ければ、大きな事ができ、大きく成長できるでしょう。
 『継続は力なり』。努力を継続することが大事です。
 「好き」なことは、楽しみやすく、継続しやすいでしょう。「好き」と「打ち込む」の好循環になるといいでしょう。
 楽しんでやれれば努力もあまり苦にならないのです。
 そのことに夢中になれると、なおいいでしょう(ドーパミン盲目性)。夢中の時、人は幸せなのです。
 日々の充実感と張り合い発見が続くこと、進歩・成長の実感なども、一つのことを継続する力になるでしょう。

 自分の力(時間・エネルギー・お金など)を何に使うかは、人生の一大事です。
 自分にとって本当に大切なものを大切に、それに集中して生きられる人は、それだけでも幸せだと思います。
 自分が幸せになれる夢や目標や人生の目的を見つけ、一つのことを一生懸命続けられるようになるといいのではないでしょうか。

記事
全部うまくいく「続ける思考」の作り方」(ライフハッカー)
無理なく「続ける」ための心理テクニック」(オンライン衆知)


持続力』山本博

more hint! 「いい努力を続けよう

   

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