『選んで粕をつかむ』

「あまり選り好みをしていると、
かえって悪いものをつかむことになる」

幸せのヒント 「選り好みしすぎない

 大事なもの(物・人・事)を選択する際には、よく考えたほうがいいでしょう。
 ただし、考えすぎるとあまりいいことはないのでしょう。
 小さいことや余計なことにとらわれたり、混乱したり、疲れたりして、判断を誤りがちなのかもしれません。
 一方、あまり考えずにカスをつかむのも、自分のためによくありません。
 ある程度考えたら、落ち着いていい選択ができるようになるといいのでしょう。

 将来、もっといいもの(物・人・事)が自分の前に現れるのではないか、と選り好みしすぎるのもよくないでしょう。
 理想や期待が高すぎると、なかなか目の前のものを選択できないでしょう。
 そのために、チャンスを失したり、他の人にとられたりして、ある程度いいものを見過ごして後悔することにもなりかねません。最後に選べるのはカスだけ、もしくは、一つも選べなかった、ということもありえます。
 選べるのは目の前にあるものだけです。過去に出合ったものや将来出合うかもしれないものは選択できないのです。
 最高のものを選ぶのは難しいことだと思います。

 選択の結果は、実際に試してみないとわからないことが多いでしょう。
 最高のものと思えなくても、ある程度のもの(物・人・事)なら選択したほうがいいのかもしれません。選び直すことができるものも多いでしょう。
 はじめの印象はそれほどでもなくても、実際に触れ合ううちに愛が深まることもあるのです。「出合いを大切に、育てよう」と考えるのもいいでしょう。

 また、どのような選択をしたとしても、後悔しないように、「自分の生き方はこれでいい」と思えるように生きる努力をすることが大事なのではないでしょうか。

more hint! 「選択・決断で迷った時の幸せになる考え方

   

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