『禍福は糾(あざな)える縄の如し』

「災いが福になり、福がもとで災いになったりして、
世の中の禍福は縄をより合わせたように表裏になっているものだ」

幸せのヒント 「幸せ←→不幸

 『禍や福のよる所、福や禍の伏す所なり』 老子

 『苦は楽の種、楽は苦の種と知るべし』 水戸黄門

 不幸が幸せに変わることがあります。
 不幸な出来事を「いい経験」として、何かを学び、その後の人生に活かすことで幸せにつながることがあります。
 不幸の時を「いいきっかけ」にして、何かを変えたり新しいことを始めたりすることが幸せにつながることがあります。
 悲しみやつらさや悔しさなどの不幸な気もちを「バネに」頑張ることが幸せにつながることもあります。
 また、不幸な経験から、幸せの大切さに気づき、幸せを感じられるようになることもあります。
 時間をかければ、たいていの不幸は幸せに変えることができるでしょう。

 幸せがもとで不幸になってしまうこともあります。
 今の幸せに慣れて、それが「当たり前」と思い、幸せを感じられなくなってしまう人もいます。
 幸せになり、やるべきことを怠ったり、有頂天になったり、傲慢になったり、油断したりした結果、不幸になってしまう人もいます。
 幸せを失うことを恐れて、それを守ることに必死になり、平穏に暮らせなくなってしまう人もいます。

 今ある幸せ(今もっている幸せまわりにいる大切な人今やれる幸せなど)を大切に、幸せを感じられるといいでしょう。
 幸せを力に、さらに幸せになれると、なおいいでしょう。
 また、「来る者は拒まず、去る者は追わず」で、もっている幸せに固執しないほうがいいでしょう。

 幸せも不幸も、人生という長い目で見て、すべて幸せと思えるようになるといいのではないでしょうか。

すべてのことは いい経験  すべてのことは 好好

more hint! 「不幸を幸せに変えよう


   

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