
『人間は何事にも慣れる存在だ』
ドストエフスキー (ロシアの作家)
人間には「慣れる」という素晴らしい能力がある
つらくて何もできなくても、それを信じて、時を待てばいい
幸せのヒント 「慣れる」
『人間が馴れぬことができぬ環境というものはない』 トルストイ
『物事の恐ろしさは馴れ親しむと薄らぐものだ』 イソップ
『慣れるということが生活の全部である。
どんな生活にでも慣れるまでの辛抱である』 宇野千代
つらい環境でも辛抱できれば、やがて慣れ、ふつうになる。
『あらゆる不幸を克服する第一歩は、
起こっている事態を受け入れることだ』 ウィリアム・ジェームズ
『現実を受け入れたら「苦しみ」はないですよ』 A・スマナサーラ
『あきらめてしまえば、癒しようのない不幸も和らぐ』 ホラティウス
早く慣れるためには、現実を受け入れること。
どんなに苦しい環境でも、時間がたてば慣れることができるのではないでしょうか。逆に言うと、慣れなければ生きていけないのでしょう。
同じような環境でも人によって慣れる時間がけっこう違うと思います。どうせ慣れるのなら、早く慣れたほうがいいでしょう。
早く慣れるポイントは、「こういうこともある」「しかたがない」などとまずは現実を受け入れることだと思います。
すぐにはそう思えなくても、「こういうこともある」や「しかたがない」と繰り返し自分の心に言い聞かせることで、だんだん心が受け入れられるようになるでしょう。
「苦しい、苦しい」と思っていると、よけいに苦しく感じられるのです。「少しぐらい苦しいのは当たり前」「普通のこと」と思ったほうがまだましなのです。そして、「今は苦しいけどそのうちに慣れる」と思ったほうが、早くそうなるのです。
『変わっていくものに執着せず、
より良い変化だと受け止めてみよう』 上田敏
「いいことかもしれない」といいように考えるようにすれば、心が前向きになって苦しさが軽減するのではないでしょうか。
たとえば、新しい職場に変わった場合。
新しい環境ではわからないこともあり戸惑うことも多いでしょう。経験がないことをやり始めた時にはすぐにはうまくできないでしょう。よく知らない人と接するのにも何かと気を遣ってしまうでしょう。また、さまざまな不安もあるでしょう。ふだんより疲れるのではないでしょうか。
そんな時に何かうまくいかないことがあってもあまりくよくよしないほうがいいと思います。「慣れるまでは大変なのが当たり前」「今はまだしかたがない」と考えたほうがいいでしょう。
「今はあまり悩まずに、慣れるまで我慢しよう」と自分を励ますことができるといいでしょう。
実際問題、たいていのことは「慣れれば、それなりにできるようになる」ものです。
◇ more hint! 「「受け入れる」ということ」