勝つばかりでは問題があるのかもしれません 負けることにも大きな価値があるということでしょうか 勝つこと、成功体験は、自信をつけ、 成長するために必要なことでしょう。 勝つばかりの危険性 有頂天になる、謙虚さが失われる、横暴になる、 油断する、成長が止まる、・・・ 負けることの価値 負けるつらさがわかる、悔しさをバネに頑張れる、 学べることが多い、今後の課題が見つかる、・・・ 負ける体験をすることで、自ずと 耐える力がつくことも大きいのではないでしょうか。 『負ける練習、恥をさらす訓練、カッコの悪い体験を、 できるだけ多く子供にさせておくことです』 『子供がガマンをする体験、ガマンをする機会を、 親自身の手でみんな取り上げてしまうのです。 そしてわずかなことにもガマンのできない、ブレーキのきかない、 我がまま放題な子供を作り上げておいて、 しかもその子に<手を焼いて>いるというのが大方の現状です』 相田みつを 「にんげんだもの」より ガマンできない人間になってしまうと、 生きていくのは大変なのではないでしょうか。 また、負けること、恥をかくことを怖れすぎて、 行動できなくなってしまうのも大きい問題でしょう。 『子どもを不幸にするいちばん確実な方法は、 いつでも、なんでも 手に入れられるようにしてやることである』 ルソー 与えられることが当たり前と思ってしまうと、 与えられても幸せを感じることはできず、 与えられないとガマンできないのではないでしょうか。 「甘やかすことは本人のためにならない」 と考えることが「相手のため」になるのでしょう。 ここで、「子供」を「自分」に置き換えて考えてもよさそうです。 その際、「親」も「自分」です。 「自分を育てる」という(親のような)観点から 考えられるようになれたらいいのではないでしょうか。 ◇ more hint! 「子育てについて」 ◇ more hint! 「自分を育てるためには」 |
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