
『無理をするな、素直であれ。
――すべてがこの語句に尽きる。
この心がまえさえ失わなければ、
人は人として十分に生きてゆける』
種田山頭火
無理をしなければ、続けていける
素直なら、進歩・成長していける
幸せのヒント 「素直な心」
無理をしていると、どこかしらに支障が出るのでしょう。
そして、ちょっとうまくいかないと、「無理して○○しているのに・・・」などと落胆や不満を感じやすいでしょう。
また結局、悪い結果になることも多いのではないでしょうか。
たとえば、無理な努力は長く続けることはできません。無理のないいい努力を続けることが、いい結果につながるのだと思います。
そのためには、ちょっと力を抜いて、自然体の努力ができるといいのでしょう(無理をしないでなまけない)。
たとえば、自分には無理な夢や目標をもつのは不幸の元です。
達成可能な目標をもつことが大事です。
たとえば、他人に認められようと無理しないで自然体で人と接することができるといいのでしょう。
無理をせずに自分のペースで生きることが大事でしょう。
そのためには、できないことを何とかしようとするよりも、できることを楽しんだほうがいいでしょう。
無理にがんばらない、そこそこ幸せでもいいのではないでしょうか。
無理かどうかを正しく判断するためには、道理を知る素直な心が大切でしょう。
幸せになるためにいちばん必要なのは素直な心ではないかと思います。
『幸福を感じるのには童心とか、無心とか、
素直さとか言うものが必要である』 武者小路実篤
『生きるのに必要なのは常識より、素直さです』 所ジョージ
『自分の魂にうそをついたら、いい人生は送れない』 立松和平
自分の本心に素直に生きられるといい。
『お互いに、素直な心になりましょう。
素直な心はお互いを強く正しく聡明にいたします。
そしてよき社会をつくり
自他ともの幸せを生み高めていくのです』 松下幸之助
『素直な心を養うためには、まず、素直な心になりたい
という強い願いをもちつづけることが必要である』 松下幸之助
まず自分が素直な心を養っていくことから。
「素直に生きる」とは、どういうことでしょうか?
何に対して「素直」なのか? それは、やはり、「自分(の心)」でしょう。
「自分の心に素直に生きる」ためには、どうしたらいいのでしょうか?
一つには、自分の感情に素直に生きること。
自分の好い感情には、素直に幸せを感じ、素直に表現できるといいでしょう。
一方、つらい(不幸な)感情にも素直に従ったほうがいいのかもしれません。
もう一つには、自分の望みに素直に生きること。
たとえば、自分の好きなものを大切にする、自分のやりたい気もちを大切にしてやりたいことを素直にやる、自分の夢をもって生きる・・・。
そして、自分の考えに素直に生きること。
自分はこういうふうに生きよう、という自分の考えに従って生きる。
その前に、自分の幸せや生き方を考え直したほうがいい人も多いでしょう。
「自分に素直に生きる」ことは「自分に正直に生きる」ことに近いと思います。
いずれにしても幸せになるために、いちばん必要なのは素直な心なのかもしれません。
記事
「あなたの価値は仕事だけで決まらない...「職場がしんどい」人に勧める7つの習慣」(PHPオンライン衆知)
「無理して明るく振る舞うことが心にとって危険な理由」(PHPオンライン衆知)
「「自分に素直になって悪いことってない」幸福感につながるマインドのヒント」(ウートピ)
◇ more hint! 「素直な心」
◇ more hint! 「『素直な心になるために』松下幸之助」