『嫌いな人』 名言から学ぶ幸せのヒント テーマ別

 『誰もが犯しやすい間違いは嫌いな人の存在を認めないこと
  だけど認めなくてはいけない』 秋元康

 嫌いな人がいるのもしかたがありません。
 世の中には嫌な人もたくさんいます。
 たとえば、無神経な人、無礼な人、意地悪な人、やさしくない人、マナーやルールを守れない人、モラルがない人・・・。

 『人の諸々の愚の第一は、
  他人に完全を求めるということだ』 司馬遼太郎

 また、誰にでも欠点も過ちもあります。

 そういう人と遭遇した時に、「なんだこの人は」「信じられない」「許せない」などと思っていると、余計に腹が立ったりイライラしたりしてしまうでしょう。
 「こんな人もいる」と、その人の存在を認めることができれば、少しは心が落ちつくでしょう。

 『人と人とのあいだに起こる問題のほとんどは、
  誰しもがまず他人を変えようとするところから
  発生するのです』 ロバート・コンクリン

 人にイライラする原因は、相手に変わってほしいという願望や期待が心の中にあるからです。

 『人生の悲劇は、人は変わらないということである』 アガサ・クリスティー

 『厄介な人とつきあうコツは、相手を変えるのは
  非現実的だという事実を受け入れることである』 マーク・I・ローゼン

 人が(自分の思い通りに)変わることは「まずない」と考えたほうがいいでしょう。
 相手が変わらない限り問題が解決しない、と思っていると悩みはなかなか解消しません。

 『心の平和を得るためには人を変えようと思わないことです。
  人をありのままに受け入れることです』 ジャンポルスキー

 『他人が私の正当な権利を侵害しないかぎり、
  たとえ他人の行動が不満でも、
  他人ではなく私が変わるべきだ』 ジェリー・ミンチントン

 『「あの人たちはあんなことをするべきではない」
  と言う代わりに「あの人たちの行為のために、
  どうして私がわずらわしい思いをするのだろう」
  と言ってみるのだ』 ウエイン・ダイアー

 相手が変わることを期待するよりも、自分(の考え方)を変えたほうがいいのではないでしょうか。
 たとえば、「こんな人もいる。こんな人のためにイヤな気もちになるのは損だ」のように。

 『厄介な人に対して沸きあがる感情や思いを選ぶことはできないが、
  対処法は選ぶことができる』 マーク・I・ローゼン

 嫌いな人を変えることはできなくても、相手に対する自分の対処法を選ぶことは可能なのです。

 『もし君にできるのならば、(悪いことをした人間を)改心させよ。
  もしできないならば、かかる場合のためにこそ
  寛大というものが君に与えられているのだ、
  ということを思い起せ』 マルクス・アウレリウス

 相手は変わらないと思うのなら、自分を変えることであまりイヤな気もちにならないようになれるといいのです。

 『相手を変えようとする代わりに、自分が成長することに
  エネルギーを集中させましょう』 ロベルト・シンヤシキ

 『性に合わない人たちとつきあってこそ、
  うまくやって行くために自制しなければならないし、それを通して、
  われわれの心の中にあるいろいろちがった側面が刺激されて、
  発展し完成するのであって、やがて、
  誰とぶつかってもびくともしないようになれるわけだ』 ゲーテ

 そういう心がけを続けることで自分が成長し、もっと平穏な心で過ごせるようになるといいでしょう。

 『成功の最大の秘訣は、他人や状況に
  振り回されない人間になる、ということだ』 シュバイツァー

 自分の幸不幸をまわりの人に左右されないようになれるといいのではないでしょうか。

 『嫌な人は世の中にたくさんいる。人が変わることはまずない。
  自分が変わることで、もっと平穏な心で過ごせるようになろう』

記事
嫌なヤツを見極め、対処する方法」(ライフハッカー)
嫌いな人がいてもいい。自分軸を取り戻すためのメンタルトレーニング」(ライフハッカー)
嫌いな上司の特徴ランキング!男女500人アンケート調査」(BizHits)
「職場の嫌な人」7タイプのさまざまな攻撃から身を守る基本の3ステップ」(ライフハッカー)
アイツのせいで辞めたくなる!仕事の嫌な縁、どう考える?」(幻冬舎plus)
嫌な人も理解したくなる?人間関係の心理学」(ライフハッカー)


困らせてくれてありがとう』マーク・I・ローゼン

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