『人は自分自身の誤りを凸レンズをつけて見、そして、
他人の誤りには凹レンズをつけて見て、はじめて、
この二つの公正な相対的評価を下すことができる』
マハトマ・ガンジー (インドの政治家) 「自伝」より
人は、他人の誤りは大きく、
自分の誤りは小さく、つい見てしまうのでしょう
幸せのヒント 「人のことより自分のこと」
『己を責めて 人を責むるな』 徳川家康
『人を咎(とが)めず、我が誠の足らざるを尋ぬべし』 西郷隆盛
人を責めるよりも、自分に足りない所を見つけたほうがいいのでしょう。
『その人のあやまちが90%で、あなたのあやまちが10%であるとしても、
あなたはその90%のことを考えることから何も得ることはないでしょう。
なぜなら、あなたはそのことをどうすることもできないからです。
ところが、あなた自身の10%のあやまちはあらためることができるし、
そこからはとても大事なことを学ぶことができるでしょう』 ユング
人のあやまちと思われることからも、何かを学ぶことができるのかもしれません。
『ぼくは、不愉快な印象を持った相手ほど気にかける。
なぜ不愉快になったのか。相手のどんな言葉や行動が気に障ったのか。
同じことを自分もしていないかと考えてみる』 弘兼憲史
『相手の欠点が苦になる、気になる、イヤでたまらない、悪評をしたくなる……
というようなときには、まずまちがいなく、
その欠点が自分自身にあるのである』 櫻木健古
自分のまわりにいる人は、自分を映す鏡なのかもしれません。
『すべての人間関係は、学びのために起こっている』 山川紘矢
『我以外皆我師』 吉川英治
すべての人に学ぼうとする心があれば、多少のイヤな相手もそれほど苦にはならないのではないでしょうか。
イイトコメガネ(まわりの人のイイトコを発見できるメガネ)で、もの(人・物・事)を見られる人は、幸せに暮らしやすいでしょう。
『一見、何の価値もないような人や物や景色でも
その中には必ず、美しいものを持っています。それが見えないのは、
ただこちらの「心のカメラの構え方」が悪いからです』 松原泰道
相手のいい所に心の焦点を合わせるようにすることが大事なのです。
『人は自分自身の誤りを凸レンズをつけて見、そして、
他人の誤りには凹レンズをつけて見て、はじめて、
この二つの公正な相対的評価を下すことができる』 マハトマ・ガンジー
相手の悪い所や誤りは、小さく見えるように、凹レンズをつけて見られるといいのでしょう。
感謝というレンズでまわりの人を見られると、なおいいでしょう。
自分を見る場合には、カメラの目線や鳥の眼のように客観的に見られるといいでしょう。
宇宙から自分を見れば、小さいことにくよくよしなくてすむのではないでしょうか。
『美しい人生を見たいのなら心の窓をきれいに磨くことだ』 斎藤茂太
曇った心の窓や汚れた心のメガネは、よく磨いたほうがいいでしょう。
バラ色のサングラスをかけて、すべてのもの(事・人・物)を幸せに見られるようになるといいのではないでしょうか。
すべてのものは
好好
◇ more hint! 「他人は自分を映す鏡」
◇ more hint! 「いい練習相手」