『自分で自分を支配することが出来ない人は、
不幸になりやすい』


「武者小路実篤人生論集4 幸福の条件」(講談社)より

幸せのヒント 「不幸になりやすい人

  不幸になりやすい人は、
   自分の感情がうまくコントロールできないのかもしれません
   自分の欲望がうまくコントロールできないのかもしれません
   自分の思考がうまくコントロールできないのかもしれません
   自分の行動がうまくコントロールできないのかもしれません

 頭ではわかっていても、できないことがあります。
 わかっていても、つい過ちをおかしてしまうこともあります。

 「性格だから」「自分はダメだから」などと言って、「自分をコントロールできない」とあきらめてしまったら、不幸になりやすいままでしょう。
 自分(の感情/欲望/思考/行動など)をコントロールすることは、心がければ「ある程度はできる」、努力を続ければ「少しずつできるようになれる」と考えたほうがいいのではないでしょうか。

 幸せになるためには、自分が幸せになれることをするとともに、できるだけ不幸にならないこと悩みで不幸にならない人間関係で悩み苦しまない)が大事です。
 不幸になりやすい人は、なかなか幸せにはなれません。

 不幸になりやすい人には不幸になる考え方クセがあるのだと思います。
 たとえば、否定的悲観的比較頑な完璧主義求めすぎ、・・・。
 そして、これら(不幸になりやすいの)は、性格ではなく考え方のクセと考え、それを直す努力ができるといいのです。

 不幸な気もちになった時に幸せになる考え方を心がける努力を続け、「一つ一つ、少しずつすぐに、完璧には、いつもは、できない)」幸せになる考え方を身につけていくことで、不幸になりにくい人になっていけるといいのではないでしょうか。

「不幸」に関する名言

  『不幸とは、人生に対する否定的な思考にともなう感情』 カールソン

  『頑なの心は、不幸でいらいらして、・・・そして益々不幸だ』 中原中也

  『他人に興味を持つことによって自分自身を忘れよう・・・』 D・カーネギー

  『明日なにをすべきかを知らない人間は不幸である』 ゴーリキー



   

武者小路実篤の名言集

名言から学ぶ幸せのヒント

幸せのホームページ