『人のために灯をともせば、
自分の前も明るくなる』


日蓮

人のためを考え、行動することが、
自分のためになることが多いのかもしれません

幸せのヒント 「人を幸せにすることは自分の幸せ

 『他人を幸福にするのは、
  香水をふりかけるようなものだ。
  ふりかけるとき、自分にも数滴はかかる』 ユダヤの格言

 まわりの人を幸せにできれば、自分も幸せを感じられるのではないでしょうか。

 『もし誰かに何かを与えれば、
  それと同等のものが、いつか、どこかで何らかの形で
  あなたに返ってくるというのが自然の法則です』 サイモン・レイノルズ

 『自分自身を分け与えれば与えるほど、より多く得られる。
  これが流出−流入の法則』 シャクティー・ガーウェイン

 人に幸せを与えれば、それだけ自分が幸せになれるのかもしれません。

 『恵みがほしいならば、恵みを蒔くことです。
  幸せになりたいならば、人々の幸せを願うことです』 ジェームズ・アレン

 『情けは人のためならず

 自分の幸せのために、人を幸せにしよう、と考えてもいいのではないでしょうか。

 『人を幸せにすることが自分の幸せ
  と思える人は、幸せになりやすい』

 『人のために善をなせ、善をなせばよい気持ちだ。命が延びる』 大隈重信

 いいことをするのは気持ちがいいことであり、自分が幸せになる方法の一つです。
 人のため、世のため、社会のため、人類のため、地球のため、・・・。
 自分がいい気持ちになるため、幸せになるためなど、「自分のため」と考えてすればいいのです。

 『人のために灯をともせば、自分の前も明るくなる』 日蓮

 人のために自分がしたことで、相手が喜んだり幸せになれたりすれば、その様子を見て自分もちょっと幸せな気持ちになれるでしょう(幸福感は伝染する)。
 相手が「ありがとう」と言ってくれたり、何らかのお返しをしてくれたりすることもあります。

 人のために自分がしたことで、相手との関係が良くなれば、その人と接する際に心地好く過ごしやすいでしょう。
 人のためにしたことが、結局、自分のためになるのです(「人のため」は「自分のため」)。

 私は(自分が)幸せになる方法の1つとして「人を幸せにする」ことを挙げています。
 「人を幸せにする」ことは、「人の幸せのため」でもあり「自分の幸せのため」でもあるのです。
 実際には、二人のため、互いの幸せのため、私と家族のため、自分と仲間のため、私とみんなの幸せのため・・・だったりするのです。

 『自分だけのために生きるときよりも、
  他人のために生きるときのほう方が、満足が大きいのだ』 ヘッセ

 より満足感のある生き方をするために、「人を幸せにする」ことを自分の幸せになる方法のレパートリーに加えてみてはいかがでしょうか。


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