『最善のものを希望せよ。
しかし最悪のものに備えよ』


西洋のことわざ

幸せのヒント 「悪い結果になったら?

こうすればいいという対策を考えておく
その時に役立つ物を用意しておく

その時は、その時。その時になってから一所懸命にやれぱいい
悪いのは一時の事。かならず再起できる
いい経験になる。いい経験をするつもりでやってみよう
なるようになる

 最悪のものを恐れるために、最善のものをあきらめる場合があります。
 たとえば、失敗を恐れて、成功をあきらめる。

 最悪のものに備えることで、恐れを小さくできれば、最善のものを求める決断ができるかもしれません。
 求めれば得られる可能性があります。求めなければまず得られないでしょう。

 悪い状況を怖れて心を乱していては、いい努力もできないでしょう。それが悪い状況を生む原因にもなりかねません。
 想定される最悪の状況を考え、そうなったとしても「しかたがない」「かまわない」「その時はその時」などと受け止めることができれば、怖れずに立ち向かうことができるのでしょう。
 さらに、そういう悪い状況になったら「こうしよう」「こうすればいい」のような対策を考えられると、なおいいでしょう。
 悪い状況(先)のことを想像してただ怖れるのではなく、その先、つまり先の先を考えることで、将来を好転させる手段が見つかれば、もう怖れなくてすむのです。

 もっと先を考えれば、「すべてのことはいい経験」と考えられるのではないでしょうか。
 それに、悪い状況が永遠に続くことはないはずです。どんなことも「なるようになる」と意図的楽観主義を心がけたほうがいいでしょう。
 さらには「いい経験をするつもりで」のように柔軟な楽観主義で考え・行動したほうがいい結果も期待できるのではないでしょうか。

 最悪の状況も考えておけば、実際にはそれよりも良いことが多く、良い要素を見つけて喜ぶこともできるのではないでしょうか。
 最良からの減点法でなく、最悪からの加点法で考えられるほうが幸せになりやすいのです。

 もし想定しうる最悪の状況を受け入れる覚悟ができ、その時その時に一所懸命努力する自分を信じることができれば、もうそんなに怖れることはありません。
 最悪のことも考慮した上で、最良を求めてベストを尽くせるようになれたらいいのではないでしょうか。


「希望」に関する名言

  『・・・希望がなければ何事も成就するものではない』 ヘレン・ケラー

  『希望は頑丈な杖で、忍耐は旅の着物』 ローガウ

  『棒ほど願って針ほど叶う』 ことわざ

  『あなたの顔を日光に向けていなさい。そうすれば・・・』 ヘレン・ケラー



   

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