『郷に入っては郷に従え』

「人は住んでいる土地の風俗・習慣に従うのが
 処世の法である(童子教による)」広辞苑

「その土地に行ったら、そこの風俗・慣習に従うのがよい。
環境に応じた世渡りの方法を教えた言葉」

幸せのヒント 「適応する

 『新しい集団に入ったら、
  その集団の気風をよく見極めて、
  自分をそれに合わせる』 ニュートン

 『他人が私の正当な権利を侵害しないかぎり、
  たとえ他人の行動が不満でも、
  他人ではなく私が変わるべきだ』 ジェリー・ミンチントン

 環境や他人を変えようとするよりも、それに合わせて自分を変えたほうがラクなのかもしれません。
 ましてや、自分が新たに加わった環境ではなおさらでしょう。

 『どうでもよいことは流行に従い、
  重大なことは道徳に従い、
  芸術のことは自分に従う』 小津安二郎

 『至上の処世術は、
  妥協することなく適応することである』 ジンメル

 自分がこだわるところだけは自分流を通し、それ以外はまわりにうまく適応できるといいのでしょう。

 新しい環境に入った際には、そこのしきたりや慣習を知り、自分もそれに合わせたほうが無難なのでしょう。
 環境に合わないことをしようとすると、思うように行かずに難儀することも多いのでしょう。
 環境に適応する。そのために、自分(のやり方)を変えることが、現実的な対応なのでしょう。

 と言っても、まわりに合わせることばかり意識していると、ストレスが溜まったり気疲れしたりしやすく、生活が楽しくなくなってしまうでしょう。
 また、自分らしく生きられないのはつらいことではないでしょうか。

 「郷に従う」ことと「郷に従わない」ことを分けられるといいでしょう。
 自分のやり方でやっても大して問題と思うのなら、自分のやりたいようにやればいいのです。
 問題があると思えば、「郷に従う」大人の対応ができるようになるといいのでしょう。

 自分が本当に大切にしたいことについては、自分のやり方を押し通してもいいのではないかと思います。その場合、反発や抵抗があることは覚悟しなければなりません。
 反対に、自分にとってどちらでもいいことやどうでもいいことは、まわりに合わせてもいいのではないでしょうか。

 事とまわりの状況によって、「郷に従う」か「自分(の心)に従う」かをちゃんと判断して対応できるようになるといいのでしょう。


   

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