『一年の計は元旦にあり』

「その一年間の計画は、
元旦にきめるべきだの意。
物事は、最初にしっかりした
計画をたててから
行わねばならぬということ」

幸せのヒント　「最初に計画する」

　年の初め、何かを始める際に、幸せにつながることを計画することができるといいでしょう。
　楽しむ計画をたてるのもいいでしょう。
　夏休みの計画のような、大きな気分転換を計画するのもいいでしょう。

　計画すること自体がもたらす幸せもあります。
　計画を立てることで、時間やお金やエネルギーを効率的に活用できるとでしょう。
　将来の予期せぬトラブルや困難に備えることができ、安心感を得られることもあるでしょう。
　将来に対する希望や目標を持って遂行することで、自己成長や達成感を感じられ、自信につながることもあるでしょう。

　計画すること自体が楽しいこともけっこうあると思います。
　また、計画することでやることへの期待感が増すでしょう。

　『一年の計は穀を樹（う）うるに如（し）くは莫（な）く、
　　十年の計は木を樹うるに如くは莫く、
　　終身の計は人を樹うるに如くは莫し』　管子

　一年の計は穀物を育てるように。
　田や畑を耕し、適当な時期に穀物の種を蒔き、バランスよく栄養や日光や水をやり、草取りをしたり害敵を追いはらったりして育て、実ったら刈り取る。
　こんなふうに、その時々にやるべきことをやることが大事なのでしょう。

　十年の計は木を育てるように。
　『十年偉大なり、二十年畏るべし、三十年歴史なる』　中国のことわざ
　コツコツと努力を続ければ、木は大きく育ち、たくさんの花や実がなることでしょう。

　終身の計は人を育てるように。
　「幸せになる」という生涯の目標をもち、自分を育てる努力を続けることで、少しずつ幸せに暮らせるようになっていけたらいいのではないでしょうか。

　いろんな目標があるでしょう。
　その目標に合った計画を立てることが大事なのでしよう。

　三が日は終わりましたが、幸い週末でお休みの人も多いでしょう。
　「一年の計」や「十年の計」や「終身の計」を考えてみるのもいいのではないでしょうか。

◇ more hint!　「計画を立てよう」

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