『もし、一方だけが悪いのだったら、
喧嘩は長く続くまい』

ラ・ロシュフーコー (フランスの公爵・モラリスト)

幸せのヒント 「相手が悪くても

言い方が悪かったのかもしれない
言うタイミングが悪かったのかもしれない
感情的になりすぎてしまったのかもしれない
正しくても、言わないほうがいいことかもしれない

 『人をとがめず、わが誠の足らざるを尋ぬべし』 西郷隆盛

 喧嘩が長く続いているとしたら、相手だけに原因があるのではなく、自分にも何かしら問題があるのでしょう。
 心の中で相手を責めているうちは仲直りは難しいでしょう。自分の問題に気づくことができれば、仲直りの糸口になるのではないでしょうか。

 『会って直に話すのが、悪感情を一掃する最上の方法である』 リンカーン

 『こころは言葉や態度によって表さないかぎり相手に伝わらない』 山崎房一

 もし仲直りしたいと思うのなら、「まず自分から」と相手に仲直りを提案できたほうが、気まずい関係をいつまでも続けるよりもいいのではないでしょうか。
 そういう相手を選んだ自分が悪かったのかもしれません。ケンカによる被害を回避するためには、相手を選ぶことも大事でしょう。

 親しい間柄でもケンカをしてしまうことはあるでしょう。
 ケンカのあと、相手と気まずい関係になってしまうことがあると思います。互いになんとなく避けてしまったり、気軽に声をかけられなくなってしまったり。

 もし気まずい関係がイヤなら、「まず自分から」と、自分から相手に仲直りを提案したり、自分の悪かった部分は相手に謝ったりできるといいでしょう。相手が自分を避けている様子でも、自分から相手に歩み寄る気もちが大切です。

 自分が関係修復の努力をすれば、うまくいくことのほうが多いような気がします。
 大半は、和解の話し合いをすれば、和解の可能性はあるでしょう。
 もちろん、仲が完全に崩壊するような出来事や問題があった場合には不可能でしょうが。

 謝ってくれた相手、関係修復の努力をしてくれた相手には、感謝し、今後は大切にしたほうがいいのではないでしょうか。
 そういう相手を見習って、これからは「まず自分から」と関係修復の努力ができるようになれるといいでしょう。

 時間が解決してくれることもあるでしょうが、仲直りしたいのなら、ただ待っているよりも、自分が関係を良くする努力をしたほうがいいのではないでしょうか。

記事
200人に聞いた夫婦喧嘩の原因、2位「ささいなこと」そして約3割が選ぶ1位は?仲直りは”早め”が夫婦円満のコツか」(PR TIMES)
「嫌われたかも…」関係修復したい時、やってはいけないNG行為3つ」(ライフハッカー)
「壊れた仲の修復」4人に1人が経験したキッカケ」(アメーバニュース)

more hint! 「まず自分から
「人間関係」に関する名言

  『人の諸々の愚の第一は、他人に完全を求めるということだ』 司馬遼太郎

  『人間関係を変える三つの方法』 コンクリン

  『会って直に話すのが、悪感情を一掃する最上の方法である』 リンカーン

  『もし、一方だけが悪いのだったら、喧嘩は長く続くまい』 ロシュフーコー

  『犯しやすい間違いは嫌いな人の存在を認めないこと』 秋元康



   

ロシュフーコーの名言集

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