『何でも自分の持っていないものを見ると、
それが自分のものだったらどんなだろう
ととかく考えがちで、そのために不足感が起こってくる。
それよりはむしろ、自分の持っているものを、
これが自分のものでなかったらどんなだろうと、
たびたび問うてみるがよい』


ショーペンハウエル 「幸福について」(新潮文庫)より


幸せのヒント 「自分の持っている幸せ

 誰でも、自分の持っていないものと持っているものがあります
 どちらを考えるかによって、幸不幸が分かれるのかもしれません

不幸な出来事があったわけでもないのに、不幸な気もちになるのは
 自分の持っていないものについて考えているのかもしれません
幸せな出来事がなくても、幸せな気もちになれるのは
 自分のもっているものを幸せに思える人ではないでしょうか

「これが自分のものでなかったらどんなだろう?」
 と考えてみることで、
 自分の持っている幸せを感じられるようになれるのかもしれません。

自分の持っている幸せを感じられなくなった時には、
「これが自分のものでなかったらどんなだろう?」と、
 その度に考えて直してみるといいのではないでしょうか。


more hint! 「不幸を数えて暮らすより、幸せを数えて暮らそう



   

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