『幸福は富そのものによって得られるのではなく、
富を使ってはじめて得られるのだ』
セルバンテス (スペインの作家)
お金は、もっているだけでは
たいして幸せは得られない
幸せになるために使うことで
いろんな幸せを得ることができる
幸せになるためには、富を得るだけにとどまらず、
いかに使うかをよく考えることが大事なのではないでしょうか
幸せのヒント 「お金と幸せ」
お金を稼ぐためだけ、お金を貯めるためだけのような暮らし方でいいのでしょうか。
『愚かな者は、金を持って死んでゆくために貧乏で暮らす』 ブロッケス
『金持ちがその富を自慢しても、
いかに使うかがわかるまで褒めてはならぬ』 ソクラテス
自分にとってくだらないことにお金を使うのはもったいないでしょう。
また、お金をたくさん持っているからと言って、その人が幸せだとは限りません。
『有り余る富は、われわれの幸福にはほとんど何の寄与するところもない。
金持ちに不幸な思いをしている人が多いのはそのためである』
ショーペンハウエル
『金持ちの貧乏人、貧乏人の金持ち』
心が豊かにならなければ、幸せにはなれないのではないでしょうか。
『富は、人生という機械の潤滑油である』 ヴァレリー
『金を使い、かつ貯金する人は、最も幸せな人である。
つまり、彼は二つの喜びを持つからだ』 サミュエル・ジョンソン
お金を得る喜び、お金を蓄えている安心、お金を使う喜びもあるでしょう。
それだけでなく、幸せになるために、できるだけ有効にお金を使うことができたらいいのではないでしょうか。
お金は多くの幸せをもたらします。
幸せになるために大事なのはお金の使い方です。
幸せになるお金の使い方の一つは、経験を買うことです。
物を買うより、幸せな経験・体験を買うほうが幸福感が高いようです。
幸せになるお金の使い方の一つは、他人のためにお金を使うことです。
人を喜ばせる幸せや人を幸せにする幸せは、「自分だけが幸せでいいのか?」という、やましさのない良質な幸福感です。
また、人の役に立てる幸せは、自分の存在価値にもつながるものです。
幸せになるお金の使い方の一つは、時間を買うことです。
自分の時間を節約できる物やサービスにお金を使うことで得た時間とエネルギーを自分が幸せになれることに使えるといいのではないでしょうか。
『一番大切なことのために、
充分な時間とお金とエネルギーを使おう』 リチャード・ブロディ
ただし、「お金を使うのはいいこと、使いすぎは・・・」です。
幸せになれるお金の使い方ができるようになるといいのではないでしょうか。
記事
「幸せは本当にお金で買えないのか?もっと幸せになるお金の使い方4つ」(ライフハッカー)
「「血圧が下がり、幸福度が上がる」お金の使い方vs.「不幸になる」お金の使い方8つの違い」(PRESIDENT Online)
「日本人の所得はナイジェリア人の25倍だが幸福感は2分の1…「お金が増えても幸せになれない」科学的根拠」(PRESIDENT Online)
◇ more hint! 「お金のことでくよくよするな!」