
『希望をもちつつ旅をするのは、
そこに行き着くことよりも楽しい』
ロバート・ルイス・スティーブンソン(イギリスの詩人・作家)
目的地に到着した時の喜びは大きいでしょうが、
楽しかったと思えるのはワクワクしつつ進んだ過程なのでしょう
幸せのヒント 「希望をもちつつ前進する」
夢や目標においては、困難も含めて、様々なことがある過程が面白いのではないでしょうか。
『登山の目標は山頂と決まっている。
しかし、人生の面白さはその山頂にはなく、
かえって逆境の、山の中腹にある』 吉川英治
『努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る』 井上靖
その際、希望があることが大事なのかもしれません。
『希望とは、明るい未来が待っている
と確信できることだけをいうのではない。
今、自分自身が生きていること、あるいは生かされていること、
そしてそのことを素直に喜ぶことができること、
そのなかに希望がある』 白井利明
『個々の内容の希望は失われることが多いだろう。
しかも決して失われることのないものが本来の希望なのである』 三木清
生きている限り、様々な幸せを感じられるのではないかという希望があるのではないでしょうか。
『希望、それ自体は幸福の一様態に過ぎない。
けれど、現世がもたらすことのできる
最大の幸福であるかもしれない』 ジョン・レノン
自分の将来に希望を抱きつつ生きられること自体が大きな幸せなのかもしれません。
成功者の中には、「成功した今よりも、苦労していた時期のほうが楽しかった」と言う人がたくさんいます。
成功しなかった人の中にも、「あの頃は、××だったけど楽しかった」と言う人がいます。
何らかの希望をもって前進しているときは、(困難や苦労があっても)楽しいのではないでしょうか(夢中の時、人は幸せ)。
反対に、自分の夢や目標への過程を楽しめる人は、成功者になる確率が高いのではないかと思います。
イヤイヤやる努力と楽しんでやる努力の、どちらがいい努力か? どちらが長続きするか? の答えは明らかでしょう。いい努力を続けられる人が成功しやすいのは当然のことです。
ならば、希望を力に努力し、それを楽しむ工夫をすることが、成功と幸せに近づく方策になるのではないでしょうか。
「夢をもって生きる」ことは幸せになる方法の一つです。
それは夢が叶った結果幸せになれる以前に、夢をもって希望を胸に楽しむ過程が幸せなのです(夢と幸せ)。
自分の夢や目標を楽しみながら、人生という旅を幸せに生きられるようになるといいのではないでしょうか。
◇ more hint! 「希望について」