『わたしは毎日何度もわが身について反省する。
人のために考えてあげて
まごころからできなかったことはないか。
友だちと交際して誠実でなかったのではないか。
よくおさらいもしないことを
[受け売りで]人に教えたのではないかと』



曾子 「論語」(金谷治訳注)より


毎日何度も反省すれば、できるようになるのでしょう
それほど誠実な人づきあいは難しいのかもしれません


幸せのヒント 「人が変わることを期待するより、自分を育てる

 『人を咎(とが)めず、我が誠の足らざるを尋ぬべし』 西郷隆盛

 『己を責めて 人を責むるな』 徳川家康

「人のせい」にし、人に求めるよりも、
 自分に求めたほうが、自分のためになるのではないでしょうか。

 『人の諸々の愚の第一は、
  他人に完全を求めるということだ』 司馬遼太郎

 『争いにけりをつけるより、自省するほうが簡単だ』 セネカ

人や関係を変えることは難しい場合が多いでしょう。
自分を変えるほうが、まだ容易なのではないでしょうか。

 『「あの人たちはあんなことをするべきではない」と言う代わりに
  「あの人たちの行為のために、
   どうして私がわずらわしい思いをするのだろう」
  と言ってみるのだ』 ウエイン・ダイアー

 『もし君にできるのならば、(悪いことをした人間を)改心させよ。
  もしできないならば、かかる場合のためにこそ
  寛大というものが君に与えられているのだ、
  ということを思い起せ』 マルクス・アウレリウス

人間関係の問題も、心を落ちつけて自省すれば、
 何か学べることがあるのではないでしょうか。

 『すべての人間関係は、学びのために起こっている』 山川紘矢

 『我以外皆我師』 吉川英治

すべてのもの(事/人/物)から学ぼう
 という心がけが大切なのではないでしょうか。


◇ヒント 「人にイライラしないための幸せになる考え方
◇ヒント 「自分を育てるためには



   

名言から学ぶ幸せのヒント

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