『人を憎まない』 名言から学ぶ幸せのヒント テーマ別

 人に怒りを感じてしまうことがあります。怒りが憎しみに変わってしまうこともあります。

 『私たちが敵に憎しみを感じると、
  むしろ自分自身が敵に支配されることになる』 デール・カーネギー

 怒りや憎しみが続くと、つい相手のことを考えてしまいます。それは、相手に心を支配されているようなものです。

 『憎しみは、それをいだいた人間の上に返ってくる』 ベートーベン

 憎しみが相手に伝われば、相手から返ってくる。憎しみをまわりの人が知れば、まわりの人から返ってくる。憎しみを抱くだけで、自分の心に悪感情として返ってくる。
 人を憎むと、それは何らかの形で自分に返ってくるのでしょう。

 『仕返しをしてはならない。
  敵を傷つける前に自分を傷つける結果となるからだ』 デール・カーネギー

 『復讐するとき人間はその仇敵と同列である。
  しかし赦すとき彼は仇敵よりも上にある』 ベーコン

 人を憎むのはやめたほうがいいでしょう。
 報復や復讐は、なおさらやめたほうがいいでしょう。それでは、自分も相手と同レベルになってしまいます。

 『幸福に暮らすことが最高の復讐である』 スペインのことわざ

 過去や相手にとらわれずに、幸せに暮らすことができるといいのでしょう。

 『私たちは、憎しみで心を満たしているとき、
  他の人たちからの憎しみを次々と引き寄せます』 ジェームズ・アレン

 憎悪は憎悪を呼ぶのです。

 『過去にこだわるものは、未来を失う』 チャーチル

 『過去の出来事で現在の幸福を台無しにすることはありません。
  現在のあなたは過去のあなたではないのですから』 J・マーフィー

 『ゆるさないと過去の出来事にいつまでも縛られる
  ゆるせば、つらい過去から自由になれる』 ジャンポルスキー

 いつまでも過去にこだわっていると、現在を損い、未来の可能性を失うことにもなるでしょう。

 『ゆるしは自由と幸せと希望をもたらすもの』 ジャンポルスキー

 『許すはよし、忘れるはなおよし』 ロバート・ブラウニング 

 許せないということは、過去の不幸にとらわれているということです。相手を許すことで、過去とその相手から自由になれるといいでしょう。
 そのことを忘れて生活できるようになると、なおいいでしょう。

 『弱い者ほど相手を許すことができない。
  許すということは、強さの証だ』 ガンジー

 『許す能力は、人間としての
  自分の価値を測る大きなものさしといえる』 マックスウェル・マルツ

 許す能力は、人間としての自分の価値を測るものさしと言えるでしょう。

 『賢者はすぐに許す。時の価値を知っているから、
  むだな苦しみで時が流れていくのに耐えられないのである』
                  サミュエル・ジョンソン

 過去のため、どうでもいい相手のために、自分の時間とエネルギーを無駄遣いしないほうがいいのではないでしょうか。

 『怒りや憎しみは心の毒です。
  毒にあたって苦しむのは、あなた自身です』 ジョセフ・マーフィー

 『怒りは腹の中にためておくよりも表に出したほうが健康的であるが、
  全然腹を立てないようにするほうがもっと健康によいのだ
  ということを忘れないこと』 ウエイン・ダイアー

 怒りや憎しみをもち続けることは、心にも体にも害があり、自分のためによくないでしょう。

 『ゆるさないという思いは、苦しみをもたらし、
  さまざまな症状を引き起こします。
  否定的な感情によって自分の体を痛めるのは、
  そろそろやめにしませんか』 ジャンポルスキー

 『自分自身の健康と幸福のために
  少なくとも敵を赦し、忘れてしまおう』 デール・カーネギー

 怒りや憎しみは幸せに暮らす支障にもなります。自分(の健康と幸せ)のために、相手を許し、忘れるようにしたほうがいいのではないでしょうか。

 『「ゆるそう」という心が、ゆるしへの鍵』 ジャンポルスキー

記事
相手を「許す」と心と体が健やかになる」(幻冬舎plus)


ゆるすということ』 ジャンポルスキー

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