『人を許す』 名言から学ぶ幸せのヒント テーマ別

 『ゆるさないという思いは、苦しみをもたらし、
  さまざまな症状を引き起こします』 ジャンポルスキー

 『ゆるさないと過去の出来事にいつまでも縛られる。
  ゆるせば、つらい過去から自由になれる』 ジャンポルスキー

 人(の過ち)を許せないと、いつまでもその(人の)ことにとらわれ、相手と会うたびにイヤな思いをすることになるでしょう。相手との関係が悪化するのも、自分にとってよくないでしょう。

 『許すという行為は、人のためにするものではない。
  あなた自身のために、過去の恨みにわずらわされずに
  未来へ前進するためにすることだ』 マーク・I・ローゼン

 『「許すことはできるが忘れることは出来ない」というのは、結局、
  「許すことは出来ない」というのと同じことだ』 ヘンリー・W・ビーチャー

 口では「許す」と言っても(頭では「許そう」と思っていても)、相手の行為を思い出して気分を害しているうちは、許していないのと変わらないのでしょう。

 『許すはよし、忘れるはなおよし』 ロバート・ブラウニング

 相手を許し、そのことを忘れられたほうが自分にとっていいのではないでしょうか。

 『人を裁くことなかれ。しからば汝らも裁かれざらん』 新約聖書

 『裁くのをやめる。
  それだけで、幸せになれる』 G・ジャンポルスキー

 「許せない」のは、善悪を裁きたい(正義の心がある)のかもしれません。
 ほとんどの場合、「善悪を裁く(許す)」なんて、おこがましいことではないでしょうか。
 「自分にはそんな権利はない」「自分はそんな人間ではない」などと考えてもいいでしょう。

 また、『罪を憎んで人を憎まず』で、一つの過ちで相手に悪意をもつ続けるのはよくないのではないでしょうか。

 『弱い者ほど相手を許すことができない。
  許すということは、強さの証だ』 マハトマ・ガンジー

 人を許せないのは、自分の心の弱さ・心の狭さの表れなのかもしれません。

 『許す能力は、人間としての
  自分の価値を測る大きなものさしといえる』 マックスウェル・マルツ

 『寛大さほど強いものはなく、真の強さほど寛大なものはない』 フランシスコ・サレジオ

 人を許せる寛大な心は、人間としての価値を測るモノサシの一つと言えるでしょう。

 『われわれの英知が深くなるにつれて、
  いっそう寛大になる』 スタール夫人

 『賢明になるコツは
  何を大目に見るかを知ることである』 ウィリアム・ジェームズ

 物事を深く知れば知るだけ、寛大になれるのかもしれません。

 『賢者はすぐに許す。時の価値を知っているから、
  むだな苦しみで時が流れていくのに耐えられないのである』 サミュエル・ジョンソン

 自分の時間は限られており、大切なものです。イヤな人のために長時間イヤな気分で過ごしてしまうのはもったいないでしょう。

 『否定的な感情によって自分の体を痛めるのは、
  そろそろやめにしませんか』 ジャンポルスキー

 『私たちは聖者と違って、自分の敵を愛すのは無理かもしれない。
  けれども、自分自身の健康と幸福のために少なくとも敵を許し、
  忘れてしまおう。これこそ賢明というものだ』 デール・カーネギー

 「自分の健康と幸せのために」相手を許し、相手の過ちを忘れて生活できるようになるといいのではないでしょうか。

記事
相手を「許す」と心と体が健やかになる」(幻冬舎plus)


ゆるすということ』 ジャンポルスキー

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