『未熟ということは大切なんだよ。
僕だって未熟。
天狗になったらおしまいだよ』


池波正太郎


「自分は未熟」というのは、自己卑下ではなく、
謙虚な心から生まれる自己認識ではないでしょうか


幸せのヒント 「未熟という自覚


「未熟だ」という自覚があるから、
 自分を成長させようと心がけるのでしょう。
また、未熟だから、成長する余地もあるのです。
そして、今は成長の途中なのだから、
 多少問題があっても、「まだしかたがない」と思えます。
でも、「いつかは・・・」という希望もあるわけです。

 『自分を実際以上に考えることと、
  真価以下に見つもることとは、
  共に大きなあやまりである』 ゲーテ

 『過度にならない程度に
  自己の能力を高く評価することが
  幸福の一つの源である』 ラッセル

自分を低く評価してしまうと、
 その通りになってしまうような気がします。
自分を多少高く評価するか、もしくは、
 今後の自分に期待できたらいいのではないでしょうか。

 『一方は「これで十分だ」と考えるが、
  もう一方は「まだ足りないかもしれない」と考える。
  そうしたいわば紙一枚の差が、大きな成果の違いを生む』 松下幸之助

「もう一人前」「もう十分」と考えているのと、
「まだ未熟」「まだ足りない」と考えているのとでは、
 進歩・成長がかなり違うのではないでしょうか。

 『我以外皆我師』 吉川英治

 『我が気に入らぬことが、我がためになるものなり』 鍋島直茂

「自分を育てよう」という気もちがあれば、
 学べる対象はたくさんあるということでしょう。

 『上には上がある』

「自分はまだ未熟」という謙虚な心を失わずに、
 少しずつ成長していけたらいいのではないでしょうか。


more hint! 「まだまだ未熟だなぁ
more hint! 「自分を育てる


   

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