『雨が降れば傘をさす』

「松下幸之助「一日一話」」(PHP研究所)より

幸せのヒント 「××になったら、○○すればいい

  「雨」   : 不慮の悪い出来事
 「降ったら」: 実際に起ったら 
「傘をさす」: 対策を行なう 

 不慮の悪い出来事は、実際に起ったら、その時に対策を行使すればいいのでしょう。
 悪い出来事(雨)が予想される時には、あらかじめ対策(傘)を用意できれば、なおいいのでしょう。

 将来の心配をし過ぎるのは、不安な気もちを大きくするだけです。
 「××になったら、○○すればいい」と覚悟することで、まだ先の心配はほどほどにして、今を大切にできたらいいのではないでしょうか。

 「雨が降れば傘をさす」というのはしごく当たり前のことです。
 誰の人生にも「雨が降る」ような悪い出来事や状況があるでしょう。最近では、ある程度正確な天気予報がありますが、実際に降るか降らないかは天しだいです。雨を心配しすぎるのはよくないでしょう。
 悪い出来事や状況になった場合には、「雨をしのぐために傘をさす」ような対策ができればいいのです。事前に傘(対策)の用意ができていれば、心配無用です。

 外出時に雨が降っているのなら、長傘が一般的でしょう。
 外出時には雨が降っていないで、天気予報で外出中に雨が降りそうなら、折りたたみ傘をカバンに入れて持って出る人も多いでしょう。職場や学校に置き傘をしておく人もいるでしょう。雨が降ったらどこかで傘を買えばいい、と考えるのも一つの対策です。
 「傘は使わない」人もいるのです。「雨が降ったらぬれればいいさ」とか考えてもいいのではないでしょうか。

 『備えあれば憂えなし』です。事前に予測できる悪い出来事や状況には対策を用意できるといいでしょう。
 同様なものに、「危険な世の中を歩くために靴をはく」というのもあります。
 自身の幸せになる能力を向上させる努力をすることで、将来悪い出来事や状況になってもできるだけ不幸にならずに、その時に可能な幸せになれることをやれるようになるといいのではないでしょうか。自分の幸せになる能力が「傘」や「靴」になるということです。

「心構え」ことに関する名言

  『暗いと不平を言うよりも、すすんであかりをつけましょう』

  『正直は最善の策』『Honesty is the best policy』

  『(これからの人生で)今がいちばん若い』 

 
 『悟りといふ事は、如何なる場合にも平気で生きて居る事であつた』 正岡子規



   

松下幸之助の名言集

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