『人からの悪口・非難』　名言から学ぶ幸せのヒント　テーマ別

　人から悪口を言われてイヤな思いをすることがあるでしょう。

　『悪口が、ただの嘘偽りなら、自分が傷つけられたと考えない限り、
　　あなたを苦しめることはないはずです』　ジェームズ・アレン

　『良心に照らして少しもやましい所がなければ、
　　何を悩むことがあろうか。何を恐れることがあろうか』　孔子

　相手の言うことが嘘偽りなら、苦しむことはないはずです。

　『人があなたのことを悪く言う。それが真実なら直せばいい。
　　それが嘘なら笑い飛ばせばいい』　エピクトテス

　そんなのは笑い飛ばせるといいのではないでしょうか。

　『もしあなたを非難する人がいたら、その人の非難に一理あるかどうか、
　　よく考えてみることだ』　レオナルド・ダ・ヴィンチ

　『我が気に入らぬことが、我がためになるものなり』　鍋島直茂

　『不愉快を感ずることもわれわれは自分の役に立てねばならない。
　　それも生の一部分、いや、大部分なのであるから』　ゲーテ

　人から言われて不愉快なことの中には、自分をよりよくするヒントがあるのかもしれません。

　『基本的には誤解を受けてもジタバタしないこと、
　　時が解決してくれるのを待つほうが賢明だ』　弘兼憲史

　『悪口に対して、自己弁護に力を注げば、その嘘偽りに命を吹き込むようなものです。
　　嘘偽りに抵抗すればするほど、傷つき、苦しむのはあなた自身です』　ジェームズ・アレン

　悪口や非難に対しては、言い訳したり言い返したりしないほうがいいでしょう。
　また、悪口に感情的になったり傷ついたりするのは、相手の思うツボです。

　『批評にたいしては、われわれは防御することも抵抗することもできない。
　　われわれはそんなものは頓着せず、行動することが必要だ。
　　そうすれば批評はしだいにこちらに頭をさげてくる』　ゲーテ

　『中傷誹謗に対する最善の返答、
　　それは黙々と自己の義務を守ることである』　ジョージ・ワシントン

　平気で悪口を言うような人は「まともに相手をしない」で、自分がすべきことをちゃんとしていればいいのではないでしょうか。

　『不当な非難は、しばしば偽装された賛辞であることを忘れてはならない。
　　死んだ犬を蹴飛ばすものはいないことを思い出そう』　デール・カーネギー

　『あなたに悪口を言う人が、
　　最もあなたを評価している』　中谷彰宏

　不当な非難の原因は、相手が自分に嫉妬しているのかもしれません。

　『ぼくのことを大好きな人も、ぼくのことを大嫌いな人も、
　　どちらも、関心を持っていてくれるからうれしいんです』　イチロー

　人が自分のことを悪く言ったり思ったりするのは、自分に関心がある証しと考えてもいいでしょう。
　いずれにしても「相手の問題」と考えていいでしょう。

　『悪口を言われている人、悪口を聞かされる人ももちろんであるが、
　　いちばん傷つくのは非難をあびせている当人である』　トルストイ

　悪口や非難に対して平然と相手にしなければ、傷つくのはむしろ相手のほうです。
　ましてや、悪口を言われたからと、相手の悪口を言い返すのはやめたほうがいいでしょう（人の悪口は言わないほうがいい）。

　『幸福に暮らすことが最高の復讐である』　スペインのことわざ

　自分が幸せに過ごす（ところを見せる）ことが、相手に対するいちばんの仕返しなのではないでしょうか。

　『友人や会社の同僚による嫉妬や中傷、嫌がらせなどはよくあることです。
　　こんな状態のときこそ、もっとも必要なのが 鈍感力です』　渡辺淳一

　人から悪口を言われても、何も感じないかのように平然としていられるようになれるといいでしょう。

　『世評に本当に無関心であることは、
　　一つの力であり、同時に幸福の源泉でもある』　ラッセル

　人が何を言おうがどう思おうがかまわなければ、もっとラクに、幸せに生きられるようになるのではないでしょうか。

記事
「悪口をいわれたときすぐに感情的になる人へ。すっと受け流せる人の考え方」（ライフハッカー）
「誰かに陰口をたたかれていると思ったら？自分らしく振る舞う方法」（yolo）
「成功者は「他人の悪口」をどう対処しているか」（ZUU online）

本
『アタマにくる一言へのとっさの対応術』　バルバラ・ベルクハン
『困らせてくれてありがとう』　マーク・Ｉ・ローゼン
『鈍感力』渡辺淳一

◇ more hint!　「悪口・カゲ口に悩む」
◇ more hint!　「人間関係であまり悩み苦しまないようになろう」

　　　 人付き合いに関する名言集

名言から学ぶ幸せのヒント

幸せのホームページ