『読書』
名言から学ぶ幸せのヒント テーマ別
『
書物を読むということは、他人が辛苦してなしとげたことを、
容易に自分に取り入れて自己改善をする最良の方法である』 ソクラテス
『
良き書物を読むことは、
過去の最もすぐれた人々と会話をかわすようなものだ』 デカルト
本には優れた先人の知恵が含まれています。本から学ぶのは自分を高めるためにとても有効な方法です。
『
食欲なくして食べることが健康に害あるごとく、
欲望をともわぬ勉強は記憶をそこない、
記憶したことを保存しない』 レオナルド・ダ・ヴィンチ
『無理に強いられた学習というものは、
何ひとつ魂のなかに残りはしない』 プラトン
『
自分の中に取り組むべきテーマをなにももっていない人間は、
いくら本を読んでも、何一つ新しい発見をすることができない』 中谷彰宏
読書の目的はいろいろあるでしょう。何かを学び、自分の人生に役立てる目的でするのなら、より明確なテーマをもって本を読んだほうが新しい発見をしやすいのです。
『
読書して考えないのは、
食事をして消化しないのと同じである』 エドマンド・バーク
『
ある本はその味を試み、ある本は呑み込み、
少数のある本はよく噛んで消化すべきである』 ベーコン
本を読んでも
何も学ぶことがなく、その後の人生に役立つことがなければ無駄になってしまいます。
いい本を消化して身につけるためには、よく咀嚼して読むことが大事なのです。
『読書は単に知識の材料を提供するだけである。
それを自分のものにするには思索の力である』 ロック
『
あくまでも読書は自分で考える材料にすぎない』 養老孟司
『
まず読みながら考え、読み終えてからも考えること』 ジョン・トッド
『
学んで思わざれば則ち罔し 思うて学ばざれば則ち殆し』 孔子
読書によって、自分の夢を叶えるヒントや自分を育てるヒントや生きるヒントを得られるといいのです。
ただし、ヒントを得てもそれを活かさなければ価値がありません。ヒントを元によく考えて、自分のものとすることが大事なのです。
『名声の確立した偉大な本は、少なくとも、
二度読み返されないうちは、読んだことにはならない』 ベネット
『つまらぬ本を百冊読むよりは、
すぐれた本を百回読むほうがはるかにためになる』 アラン
いい本は何回も読み返したほうがいいのでしょう。本当にいい本は、何度読んでも何かしら学べることがあるものです。
『
本というものは、僅か数行でも役に立てば、
それだけで十分ねうちのあるものだ』 津田左右吉
一冊の本から一つだけでも、自分の人生に役立ったのなら、読んだ価値は十分にあったということです。自分の人生の中で繰り返し役立つことだとしたら、生涯を通して考えると大きな価値があるのです。
『
書物から人生の知恵をくみつづけること、
これが読書の大きな目的である』 ジョン・トッド
人生の知恵を得、自分を育てられるような
読書の習慣
をつくれるといいのではないでしょうか。
様々な本があり、読書の目的は人それぞれにいろいろあるでしょう。
たとえば、食べる目的には、味わう、飢えを癒す、エネルギー補給、身体をつくる栄養素を摂取するなどがあります。同様なことが、読書でも考えられるます。
読書をすれば、なんらかの味わいはあるでしょう。おもしろい、興味深い、興奮する、感動する……。
読書をすることで、何かを癒せるかもしれません。心が落ちつく、ラクになれる、退屈や孤独を紛らわす……。
読書することで、力が湧いてくることもあるでしょう。元気・やる気・勇気などが湧く、触発される……。
読書をすることで、知識を得ることができます。人には“知る楽しみ”もあります。
読書をすることで、智恵を身につけることが可能です。ただし、そのためには心の運動(自分なりによく考えること)が必要でしょう。
自分は「何のために本を読むのか?」「誰のための勉強か?」「学んだことを何に活かしたいか?」などと考えてみるのもいいでしょう。
読書の目的は大きく分ければ、趣味の読書と実用の読書があります。趣味の読書は楽しまなければ価値がありません。実用の読書は役に立てなければ価値がありません。趣味と実用を兼ねた読書がもっとも価値があるのかもしれません。
自分なりの目的を明確にもつことで、より有効な読書ができるようになるといいでしょう。
「幸せになるため」「生きるヒントを見つけるため」に本を読む人は多いと思います。
そうだとしたら、読んだことが何も役に立たなければ(時間やお金や労力が)もったいないでしょう(
出力を伴ってこそ学習
)。
読書を自分の成長・人生・幸せに役立てられるようになるといいでしょう。
そのためには、ただ読むだけでなく、読んだことをヒントに
自分(の考え方・行動・生き方)を変える
ことです。
「これをヒントに、自分(の考え方・行動・生き方)を改善するにはどうしたらいいだろうか?」のようによく考えてみれば、何かしら思いつくことがあるのではないでしょうか。
人間は時々刻々変わっていますから、同じ本でも読む時期によって学べることが違います。
そういう意味では、自分にとって
読み直せるいい本
と出合えたことは、人生の幸せと言ってもいいのではないかと思います。
(幸せに生きるために)
本を読んでも何も身につかなければ価値がありません。
もう少し
ゆっくりと本を読んで
、よく考えることで、幸せに生きる知恵を「一つ一つ、少しずつ」身につけていけるようになるといいのではないでしょうか。
記事
「
幸福度を上げるための「読書」のススメ
」(新刊JP)
「
本に期待しすぎるな! 印南敦史さんに聞く「1%の学び」を大切にする読書術
」(ライフハッカー)
「
本を大量に読むのに仕事がイマイチな人…努力が報われない決定的な理由
」(PHPオンライン)
◇
more hint!
「
目的をもって読書しよう
」
◇
more hint!
「
幸せに生きる知恵を身につけるために、本を読もう
」
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